神田駅東口近くに11月26日、タコス、タコライスを提供する「神田パーラー ANAGUMA」(千代田区鍛冶屋町2)がオープンした。店舗面積は約26平方メール。席数は15席。
「タコス(2ピース)」(700円)。トルティーヤでキャベツ、ひき肉、チーズ、ベジソースを巻いて食べる
阿佐ヶ谷の「ビストロ 猫の髭」や、西荻窪の居酒屋「浜魚」を経営する加賀美誠さんが「体に良いものをおなかいっぱい食べてほしい」と開いた同店。タコライスとサイドメニューのミネストローネ、豆のサラダを食べれば、10種の野菜、9種類のスパイス、5種類のハーブが摂取でき、「1日に必要な野菜摂取量の約3分の2が摂取できる」という。
加賀美さんが以前に会社員だったころ、毎日深夜まで忙しく牛丼かラーメンという食生活になってしまい、「こんな生活は体に良いわけがない」と感じ、「体によいものが摂(と)れてホッと一息つける、明日への活力が得られる空間をつくりたい」と考えていたという。
同店の「タコライス」(680円)は、キャベツ、トマトなどの野菜にスパイス、ひき肉(牛肉か羊肉)、チーズで作る。「タコス(2ピース)」(700円)などのほか「ミネストローネ」「豆のサラダ」(以上50円)も提供。トッピングはWチーズ、ハラペーニョ、温泉卵、オリーブ、パクチーなどを各100円で提供、50円追加で激辛にもできる。
テークアウトメニューは「タコライス」(600円)、「タコス(大1ピース)」(400円)。
ドリンクは「自家製のホットジンジャー」「自家製ジンジャーソーダ」(以上250円)、「ハーブティー」(150円)などのほか、生ビール(450円)、赤ワイン(グラス=300円、デカンタ=980円)、自家製ジンジャーサワー(400円)などのアルコールメニューも用意する。
「会社員や一人暮らしの人、地方から東京に出てきた人など頑張っている人たちの明日への活力となり、結果として東京から日本を元気にできれば幸い」と加賀美さん。
営業時間は11時30分~23時。日曜・祝日定休。