「東京ドーム　アトラクションズ」（文京区後楽1）が3月16日にリニューアルし、3つの新アトラクションが登場した。

サメに食べられそうになる記者。ジオポリス内にオープンした「3Dトリックアートパラダイス」

　園内6つのエリアの中で大きく変わったのは「バイキングゾーン」。バイキング型アトラクション「ソブラネ」とカートアトラクション「フリフリグランプリ」が新しく登場。

　巨大な海賊船が左右に大きくスイングする「ソブラネ」は80人乗り。座席が最大15メートルの高さから急降下するなど、都心の景色をスリルとともに楽しめるようになっている（600円、所要時間＝約1分30秒）。

　子ども向けの「フリフリグランプリ」は、時速約3キロメートルで走行する2人乗りのカートを運転し、コース上にあるコインの上を通過すると加点、両サイドのガードレールにぶつかると減点され、ゴール時の得点を競い合う（500円、同＝1分30秒～2分）。

　園内ジオポリス地下1階では、さまざまなトリックアートを展示する新アトラクション「3Dトリックアートパラダイス」もオープン。動物や恐竜など約30点の3Dアートや錯覚を利用した飛び出す仕掛けなどを配置、写真を撮りながらトリックアートが体験できる施設となっている（中学生以上＝800円、3歳～小学生＝600円）。

　「現在のところ、ジェットコースターの『サンダードルフィン』は休止しているが、今回のリニューアルにより6エリア、25アトラクションの構成に。事故以来、従業員の研修を定期的に行うなど、安全管理に関しては徹底して行っている。新アトラクションも含め、安心して楽しんでいただければ」と宣伝広告部PRグループの五島珠美係長。

　リニューアルによってアトラクション数が増えたため、この日からワンデーパスポート料金が、大人（18歳以上）＝3,800円、12歳～17歳・60歳以上＝3,300円に改定された。

　営業時間は10時～19時。入園無料。