
神田の若手専用寄席「神田連雀亭」(千代田区神田須田町1)が8月22日、通常公演をインターネットでライブ&アーカイブ配信する。
コロナ禍で活躍の場が減少した若手落語家たちを応援しようと産経新聞社(千代田区)とのコラボで行う。
「神田連雀亭」は、若手の落語家、講談師、浪曲師たちの勉強と活躍の場、神田の地域活性の拠点として、2014(平成26)年に開設。落語協会、落語芸術協会、円楽一門会、立川流、講談協会、日本講談協会、日本浪曲協会の若手番頭で集団運営体制をとる。
神田連雀亭オンライン寄席は、特別世話人で講談師の宝井梅湯さんを中心に若手番頭らが運営している。産経新聞社の動画チームが無償で撮影・配信し、ネット視聴券の収益はすべて若手の出演料に充てる。
同日11時30分~12時30分に行う「ワンコイン寄席」(出演者=春風亭昇市さん、三遊亭楽八さん、三遊亭天歌さん)、13時30分~15時の「日替わり昼席」(出演者=三遊亭鳳月さん、三遊亭遊かりさん、立川笑二さん、柳家小んぶさん)の2公演をセットで配信。公演後は2週間のアーカイブ配信も行う。
ぴあ、イープラス、産経iDでネット視聴券(1,000円)を購入することで視聴できる。併せて落語動画の定額視聴サービス「産経らくご」(月会費1,100円)でも配信する。