日本全国の酒蔵が集まるチャリティー試飲即売会「輪になろう日本酒」が9月23日、東京ドームシティプリズムホール(文京区後楽1)で開催される。
参加する蔵元は北海道から沖縄まで195社。焼酎や泡盛の蔵、ワイナリーも含まれる。「規模は日本最大級。東日本大震災の被災地や被災した酒蔵を元気づけたいという思いに賛同をいただいた」と話すのは、同イベント実行委員長の花岡賢さん。入場料の売り上げから経費を除いた全額が義援金として寄付される。
「できるだけ大きな支援をするためには、酒ファンと蔵元、問屋、酒販店、飲食店など酒類業界が一つになることが必要だと思った」。花岡さん自身も日本酒を提供する飲食店を経営している。「仕入れ先の酒販店・横浜君嶋屋の君嶋哲至さんに実行委員会会長をお願いし先頭に立っていただくことで、多くの蔵元や酒類業界の著名人たちがボランティアで協力を引き受けてくれた」という。
イベントでは、バンドの演奏や、酒蔵のTシャツを制作する「久米繊維」によるチャリティーグッズの販売も予定。「来場する方には日本酒の良さを楽しんでいただきたい」と花岡さん。3000人の来場者を目標にしている。
開場時間は13時30分~15時30分、17時30分~19時30分(入れ替え制)。前売り券=3,500円、当日券=4,000円。前売り券はイープラスと協力酒販店、飲食店で販売している。