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神田淡路町に「錯覚美術館」-数学で導き出した「錯覚」を体験
(2011年07月15日)
神田淡路町に「錯覚」現象を体験できる「錯覚美術館」(千代田区神田淡路町、TEL 03-5577-5647)がオープンして2カ月がたった。
【画像】静止画なのに回転しているように見える「蛇の回転」
同美術館では、真四角なのに歪んで見えたり、同じ色が違う色に見えたりと、物の本当の形や色を正確に把握できない人間の「錯覚」現象をテーマにした作品を約35点ほど展示。2010年にアメリカで開催された「世界錯視コンテスト」で最優秀賞を受賞した不可能立体「何でも吸引4方向すべり台」も公開している。
「ここでは、錯覚を数学で解明する新しい研究分野『計算錯覚学』の成果を作品として展示している。実際に見たり触ったりできるので、ぜひ錯覚を体験して欲しい」と話すのは、計算錯覚学メンバーの明治大学特任講師・友枝明保さん。「数値に落とすことで、錯覚をコントロールしたり、予測したりできる。見落としがちな標識を目立たせ交通事故を減らしたり、周りの風景に溶け込みやすい広告を浮かせるように見せたり、既存の表現を超えた技術を生み出す可能性がある。不幸せな錯覚を減らせるかも」とも。
2枚の画像を重ね合わせると別のメッセージが浮かびあがる「視覚複合型暗号」、静止画なのに色の粒がまたたくように見える「ワープ」、正方形なのに膨らんで見える「膨らみの錯視」、文字を水平に並べているのに斜めに並んでいるように感じる「文字列傾斜錯視」など、さまざまな錯覚を体験できる。だまし絵をCGで作成し、絵ハガキにプリントアウトして持ち帰れる「君もエッシャーになれる」コーナーや、「不可能図形」のだまし絵を立体化した「不可能立体」を触れるなど、体験型の展示も用意。
「個人の方なら、写真撮影も可能。ブログやツイッターに画像をアップロードしても大丈夫なので、友だちを誘って一緖に来場して」と友枝さん。
開館時間は土曜=10時~17時(8月のみ日曜も開館=10時~17時)。入場料無料。
ツイッターでも話題になった「文字列傾斜錯視」。文字を水平に並べているのに斜めに並んでいるように感じる(関連画像)静止画なのに回転しているように見える「蛇の回転」(関連画像)左右の目の色は同じはずなのに異なる目の色に見えてしまう「目の色の恒常性」(関連画像)フラクタル図形を同心円に沿って並べているのに螺旋に沿って並べられているように見える「フラクタル螺旋錯視」(関連画像)錯覚美術館
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