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東神田で「ビズコア東神田計画」着工 日鉄興和不動産ビズコアシリーズ6棟目

「(仮称)BIZCORE東神田計画」イメージ

「(仮称)BIZCORE東神田計画」イメージ

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 日鉄興和不動産(港区)が7月、「(仮称)BIZCORE(ビズコア)東神田計画」(千代田区東神田1)を着工した。

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 同社の中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE(ビズコア)」シリーズ6棟目で、敷地面積は352.53平方メートル(約106.64坪)、延べ床面積は2777.49平方メートル(約840.19 坪)。

 「BIZCORE」シリーズは、壁面をガラスカーテンウォールで構成し、一つ一つの企業の城が積み上がる「積層感」をイメージしたデザインのビルを展開している。各階貸室は無柱空間にする。1階に喫煙室、屋上に屋上庭園を設け、入居者の快適性を追求したというリフレッシュスペースを備える。

 1階エントランスホールから貸室に至るまでに多層のセキュリティラインを設け、関係者以外の侵入を防ぐことで、防犯対策と入居者の情報漏えい対策を行う。

 万が一の備えとして非常時に貸室にも電力供給が可能となる非常用発電機を備える。ビル内に設けた入居者専用の災害用備蓄品倉庫には、ビル側であらかじめ在館人数の計3日分の水・食料・簡易トイレなどの備品を完備する

 「(仮称)BIZCORE東神田計画」での新たな取り組みでは、新型コロナウイルスなどの感染症を踏まえ、「接触」「三密対策」「空気環境」の3要素に着目。「接触」の対策として、エレベーターに非接触ボタンを搭載。「三密対策」では、換気機能を重視し、ガラスカーテンウォール面に手動で開閉できる自然給気スリットを設置。「空気環境」では、各階の事務室内に空調機と連動する空気清浄機の設置を予定する。

 「屋上庭園」には、夏場の日差しを遮る効果を期待した電動オーニングを設置。共有Wi-Fiも導入する。SDGsへの取り組みでは、同施設の駐車場の一部に、電気自動車の充電設備の設置を予定する。

 落成は2022年11月を予定している。

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