食べる

神田に「ビストロチベール」-カジュアルフレンチとパエリアメーンに

木目の椅子やテーブルで落ち着いた雰囲気を演出。壁にはメニューとイラストが描かれている。大手町駅からも近い

木目の椅子やテーブルで落ち着いた雰囲気を演出。壁にはメニューとイラストが描かれている。大手町駅からも近い

  • 0

  •  

 内神田に9月、カジュアルなフレンチやパエリアなど欧風料理を提供する「BISTRO THIBERT(ビストロチベール)」(千代田区内神田1、TEL 03-6273-7288)がオープンした。店舗面積は21坪、席数はカウンター9席、テーブル16席。

ロックフォールにサワークリームを加えたクネルを添えた「スモークしたサバと北あかりのテリーヌ ロックフォールのクネル」(1,100円)

[広告]

 オーナーシェフの山崎基成さんは、フランスで1つ星のレストランをはじめ9店で修業した後、スペインのマドリッドでも経験を積んだという。「店名の『チベール』は、初心を忘れないようにという思いから、一軒目の修業先の店名にちなんだ。メニューの表紙に使っているイラストも当時の店で使っていたものを大事にとっておいたもの」。

 ディナーメニューは、「サーモンのタルタル温泉卵添え」(750円)、「モンゴウイカのアヒージョ」(850円)、「白インゲン豆の煮込みフラメンカ風」(850円)などの前菜類や、ビストロメニューの定番「牛ホホ肉の赤ワイン煮こみ」(1,800円)、手作りのパイ皮にトマトの酸味とエストラゴンの風味を利かせたサバイヨンソースを添えた「サーモンのパイ包み焼きベアルネーゼ風」(1,800円)など。

 看板メニューの一つである「パエリア・バレンシアーナ」(1,400円・オーダーは2人前から)は、「日本の米だと、炊きあがりの味のバランスがうまくいかず、スペインのパエリア用の米を取り寄せている。オマールエビでとった、しっかりとしたうま味のあるだしを使っている自慢の一品」と話す。

 アルコールはワインが中心。スペイン、カリフォルニア、チリ、アルゼンチン、日本など3,000円~5,000円の価格帯のものを中心にそろえる(グラスワイン=460円~)。

 ランチタイムは、「小えびと春菊のトマトソース」「カツオとカボチャのクリームソース」「ポルチーニとゴルゴンゾーラのクリームソース」など、日替わり5種類のパスタから1皿を選び、サラダとドリンクがつくパスタセット(1,000円~)を提供する。

 「極力作り置きはせず、フレッシュな香りや焼き立ての温度感など、『できたてのおいしさ』を召し上がっていただくことを心掛けている。フレンチやスパニッシュなど料理をジャンルで区切るのではなく、楽しく飲んで食べてもらえる店にしたい」と山崎さん。「おひとりさまも大歓迎。サイズのアレンジなども可能な限り対応したい」とも。

 営業時間は、ランチタイム=11時半~14時、ディナータイム=18時~23時。日曜・祝日定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース