書籍「世界一のタオルを作りたい/東京発インディーズブランドの挑戦」出版記念シンポジウムが6月28日、タオル&カフェ「モラルテックス・ラボ&バタフライ・エフェクト」(千代田区東神田1、TEL 03-3862-8356)で開催される。
2016(平成28)年9月に「世界一のタオルを作りたい」と創業したタオルのサスティナブルブランド「MORALTEX(モラルテックス)」(千代田区)。余分な加工をせず素材を生かし、「モラルのある真面目」なものづくりや、体験・交流などの場を作り出すことを目指すという。
同書籍は、創業ストーリーをまとめたインタビュー本。挑戦を支援した8人へのインタビューを、ファッションビジネスコンサルタントで「シナジープランニング」社長の坂口昌章さんがまとめた内容で、クラウドファンディングによる多くの人からの支援で出版が実現したという。
イベントには、「1秒タオル」で知られ同社のタオル製造を行っている「ホットマン」(青梅市)の社長・坂本将之さんと、書籍「タオルの知識」の著者としても知られる日本オーガニックコットン協会・前理事長の森和彦さんが登壇。シンポジウムのコーディネーターは坂口昌章さんが担当し、「サスティナブルなタオルとは?」をテーマに、パネルディスカッション形式でトークを展開。イベントの第2部では懇親パーティーも予定する。
同社の鳥山貴弘社長は「今回の挑戦は、タオル工場を持たない私たちにとってまだまだ『始まり』だが、このイベントを通じ、『良いタオルとはどんなものか?』『どうすればタオルは長く使えるのか?』など、少しでも多くの人にタオルに関心を持っていただけたら幸い。皆さまのご来場を、心よりお待ちしている」とコメントしている。
開催時間は18時~20時。会費は、書籍なし=2,000円、書籍あり=3,000円。要申し込み。