神保町にあるコワーキングスペース「エディトリー」(神田神保町2、TEL 03-3263-0202)イベントフロア(2階)で1月11日、顔ハメニスト・塩谷朋之さんによる「顔ハメ看板トークショー」が開かれる。
「観光地やアミューズメント施設に置かれている穴から顔出して写真撮るアレ、こと顔ハメ看板」をこよなく愛し、さまざまな場所で顔をハメ続ける塩谷さんが、今までハマってきた看板を写真で振り返りながらさまざまな角度から見つめ直し、考察と思い出を語り尽くす同イベント。顔ハメ看板も設置予定だという。
顔ハメ看板の魅力について塩谷さんは「何よりも、鑑賞するだけでなく『体験』できるのが最大の魅力。素晴らしい看板に出合えた時や、過酷な状況でハマりきった時などは達成感が得られる。写真を撮ってもらったり、一緒にハマってもらったり、後で人に見せて笑ってもらえたりと、素晴らしいコミュニケーションツールでもある」と話す。
普段は「看板を作っていない」製造業で経理の仕事をする塩谷さん。「初めは旅行などで出掛けたついでに見つけたらハマっていたので、それほどペースもよくなかった」という。「枚数を重ねていくにつれて、わざわざ倉庫から出していただいたり、看板を作った方に喜ばれたりと、すてきな出会いをたくさん経験し、顔ハメにハマっていき」、今では看板に出合うために出掛けるようになり、2013年の撮影枚数は460枚にも達した。「これといってハマった大きな切っ掛けはないが、もはや後戻りはできない感じになっている」
「デジタルカメラの普及や携帯カメラの写真撮影の手軽さも手伝って、顔ハメ看板の制作も相当取っ付きやすくなっていると思う。そのため現代の顔ハメ看板は個性的なものが多く、場所もなぜそこにという所に置かれているものによく出合う」と塩谷さん。「紹介する看板を見てもらい、こんな看板もあるんだ、こんな場所にもあるんだ、と発見していただければ」と来場を呼び掛ける。
参加費は500円。1杯500円でアルコールも用意。開催時間は13時~14時30分を予定。参加はホームページで受け付ける。