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神保町に「編集」テーマのコワーキングスペース-編集者ら集まる場に

クリエイティブディレクターの中村さんと運営ディレクターの江口さん

クリエイティブディレクターの中村さんと運営ディレクターの江口さん

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 神田神保町に4月29日、24時間利用可能なコワーキングスペース「ワーキングラウンジ EDITORY 神保町」(千代田区神田神保町2)がオープンする。運営は渋谷でコワーキングスペース「co-ba(コーバ)」などを展開するツクルバ(渋谷区)。広さ約35坪、フリーアドレス席が25席と固定席が6席。

好きな雑誌をランプシェードに利用できる

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「神保町は出版の街。フリーの編集者、ライター、カメラマン、デザイナーなどが取材や打ち合わせの合間に仕事ができる場所をつくりたかった」と話すのは、ツクルバのクリエーティブディレクター中村真広さん。「『TERRITORY(領域)』を『EDIT(編集)』する」というコンセプトの下、従来は窓枠だった板をテーブルに、換気扇は本棚に「編集」したという。また、テーブルは天板と脚を組み合わせて「編集」しており、イベント時には分解してスペースを確保することも。

 同スペースの運営ディレクター江口晋太郎さんも、ウェブや雑誌を中心に活躍するフリーライター。
「この場所を中心に、面白いコンテンツをたくさん持っている神保町という街の文脈をつくっていきたい。単に仕事場としてだけでなく、本を介して人と人がつながる場所にしていければ」と話す。

 料金は、法人登記が可能なフリーアドレス席プラン=2万6,250円、登記なしの同プラン=2万1,000円、固定席プラン=5万7,750円。1DAY利用は2,000円。入会時事務手数料として月額利用料1カ月分が必要、共益費や電気、インターネット回線代などは利用料金に含まれる。8人利用の会議室(一部有料)や、ロッカー(月額3,150円)、スキャンもできるカラー複合機(有料)も備える。

 オープンに先駆け、今月26日~28日には「マガジン航」編集人の仲俣暁生さんや元「広告批評」編集長の河尻亨一さんたちをゲストにトークイベントも開催予定。参加料は、一般=2,000円、学生=1,000円(1ドリンク、軽食付き)。期間中は10時より内覧も可能となっている。詳細はホームページで確認できる。

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