神保町に女性限定「おひるねカフェ」-忙しい女性の睡眠生活応援

店内のお昼寝スペース。写真に写っているのは店長の塚島さん

店内のお昼寝スペース。写真に写っているのは店長の塚島さん

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 神保町に女性限定の「おひるねカフェcorne(コロネ)」(神田神保町2、TEL 03-6272-3970)が11月19日にオープンした。

カフェスペースの様子。枕ギャラリーも設置されている

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 仕事のお昼休みや隙間時間などに、店内に設置されたベッドで仮眠をとることができる同店。徹夜明けでの寝不足や休みがないような忙しい女性を応援することを目的に開店。運営は、日々の睡眠生活を振り返り、見つめ直すことを手伝うウェブサイト「ねむログ」(渋谷区)。

 昼休みにオフィスで昼寝をしたくても、周りの目を気にしてできない女性などに対して、清潔感のあるリラックスして昼寝ができる空間を提供。睡眠時間を補い睡眠の質を改善して、午後の仕事も快適にできるようサポートするという。

 ランチメニューもそろえ、カフェスペースとしても利用できる。Wi-Fiが使えるため、休憩しながら仕事をすることもでき、店内のブランケットは、「体に優しく妊婦も安心して使える」という電磁波を99%カットするものを用意。昼寝をする前に着替えられるスペースもあり、昼寝用のブラジャーや着替えも貸し出している。昼寝をした後は無料で化粧も直せる。

 薄暗いベッドルームには8個のベッドを用意しており、季節と時間帯で変わる2種類のアロマの香りが漂いリラックスできる工夫をしている。14種類の枕をそろえている枕ギャラリーでは自分に合ったものを探せる仕組み。

 店内には睡眠改善のセラピストの店長である塚島早紀子さんがおり、睡眠スタイルの相談や自分に合った枕探しなどにも応じるという。現在用意しているマットレスは「ふわっと」した低反発性のものであるが、来月からは「体をしっかり支える」中反発性のマットレスも用意する予定。

 神保町にオープンしてからは周辺で働く女性が昼休みなどにランチやその後の軽い休憩などをしに多く来店。来店時の睡眠平均時間は1人約50分程度だが、徹夜明けなどの女性で1時間以上の長い睡眠をとる人もいるという。営業後や定休日に店内で行っているイベントでは、女性だけでなく男性も受けることができる「快眠講座」や、女性のための留学講座でセブ島に留学した女性のトークイベントなども開いている。

 「あれもこれもしたいというアクティブで欲張りな女性は睡眠不足になりがちだから、睡眠の面でサポートし応援していきたい」と店長の塚島さん。「今後は2号店3号店と広げていきたい。オフィスや病院など企業の中に当店のようなスペースを展開し、働いている女性を支えられる場を増やしたい」とも。

 営業時間は8時~18時。土曜・日曜・祝日定休。利用料金は10分=150円、回数券は4時間=3,120円、7時間=5,040円、12時間=7,920円。

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