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神田司町にマダイがメーンの料理店-美容業界から転身し開く

店内の様子。座敷席はゆっくりとくつろげる雰囲気を演出

店内の様子。座敷席はゆっくりとくつろげる雰囲気を演出

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 小川町駅近くの神田司町に10月24日、マダイ料理がメーンの「真鯛と季節の料理 四季膳」(千代田区神田司町2、TEL 03-5282-4004)がオープンした。店舗面積は19.25坪、席数はカウンター7席、テーブル14席、座敷12席の計33席。

ランチで「一番人気」という「たいめし定食」(980円)。たい飯、茶わん蒸し、小鉢、みそ汁、香物、デザート、コーヒー付き。20食限定

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 オーナーの青木伸介さんは、美容業界でマーケティングの仕事に22年間就いていたという異色の経歴の持ち主。「美容や健康に携わる中で食の重要性や食育への興味が深まっていった。もともと母方の親せきがすし屋だったこともあり、いつかは飲食業をやってみたいとの思いもあった。『マダイ』に絞ったのは幼少期を海の近くで過ごしたことや、釣り好きだったため。素材としても白身の魚なので淡泊で料理の幅が広い。栄養の面から見ても、低脂肪・高タンパクで品質も安定している」と話す。

 ランチは「たい飯定食」「利休仕立てのたい茶漬け定食」「マダイしゃぶしゃぶランチ」(以上980円)。

 夜は「マダイの刺し身野菜巻き」(680円)や「マダイかぶと蒸し」(780円)などに加え、バルサミコドレッシングで味付けした「マダイカルパッチョ」(680円)やローズマリーやオレガノの風味が香る「マダイハーブソテー」(980円)など洋風に仕立てた料理も。ごま油を利かせた「マダイユッケ仕立て」(480円)などもそろえる。

 「マダイは鮮度を重視し毎朝築地で生き締めにしたものを使う。だしは北海道羅臼昆布と鹿児島県の本枯かつお節から取っている。ポン酢も米酢は使わず、ユズやカボスなどの果汁100%とだしを使った自家製。手間を惜しまず丁寧な味、手頃な価格で還元したい」と話す。

 アルコール類は「生ビール」(550円)のほか、「かめ仕込みオリジナルブレンド焼酎」(420円)、フレッシュなスダチやかぼすなどを使う「季節の果実サワー」(450円)、「日本酒大とっくり」(650円)など。ノンアルコールは、甘味ゼロの「季節の果実スカッシュ」(250円)、茶葉から入れた「コールドティー」(200円)などを提供。

 営業時間は11時30分~14時、17時~22時。土曜・日曜・祝日定休。

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