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神田で路地裏体験-地元ガイドと巡る「神田うまいもんツアー」

13日のうまいもんツアー参加者とガイド

13日のうまいもんツアー参加者とガイド

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 神田をよく知る地元住民のガイドと共に神田の路地裏と飲食店を巡る「神田うまいもんツアー」が9月13日・14日、開催された。

ツアーで提供された「神田 とりぱぶ 花かげ」の2,000円コースの料理

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 テーマに沿って「地元だからこそ知る神田の町」を案内する同イベント。神田で働く人や住民にもっと「神田」を知ってもらいたいと「まちみらい千代田」が地元の有志と2009年から企画している。2011年のテーマは「昭和レトロ」と「スペシャル焼き物」。

 13日は「八百屋・魚屋・肉屋のあんちゃんがオススメする呑(の)み屋めぐり」と題して、神田に商店を構える「食材のプロたちがおすすめ」する飲食店を巡った。ガイドは青果店「丸の内青果」の渡辺一章さん、鮮魚店「かね十」の綾部康二さん、精肉店「若松屋商店」の杉崎正浩さん。

 1軒目は、スタート地点の神田駅西口商店街入り口にある創業25年の「神田 とりぱぶ 花かげ」(千代田区内神田3)。名古屋コーチンと大山地鶏を使った鶏料理がメーンの同店では、食事と酒が提供されガイドから神田の町と食材に関するクイズが出題された。最も多く正解した参加者には「神田淡平」(内神田2)の激辛せんべい「激辛特辛子」や「庄之助」(神田須田町1)の「二十二代 庄之助最中」など神田ならではの和菓子が進呈された。

 次に向かったのは神田駅北口近くの「たこ焼・お好み焼・鉄板焼 でくのぼう」(内神田3)。同店では大きな鉄板の上に専用の鉄板を載せてお好み焼きや鉄板焼きと同時に自分でたこ焼きも料理できる。参加者は各々鉄板で料理を作りながら神田の話題などで会話を楽しんだ。

 翌14日は別の地元ガイドが「下町路地裏 探訪~タイムスリップはしご酒」と題してはしご酒のツアーを展開した。

 ガイドの渡辺さんは「今後も『神田うまいもんツアー』を続けてみなさんに神田を知ってもらいたい。ツアーの日に限らず、リクエストがあればいつでも企画する」と話す。

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