JR神田駅の西口・南口構内に12月3日、食パン専門店「高匠 JR神田駅ナカ店」(千代田区鍛冶町2、TEL 050-3628-0570)がオープンした。
東京エリア限定販売の「湯種食パンTokyo Rich」(2斤)
高匠は2016年、大阪・阿波座(大阪市西区)への初出店を皮切りに、JR北新地駅構内など関西エリアで7店舗を展開している食パン専門店。同店は東京進出1号店で、今後関東エリアでも順次店舗を増やしていく予定だという。
「東京近郊の皆様に関西の食パン文化を知ってもらい、家での朝食や取引先へのお土産として、昼休みや仕事帰りに気軽に買っていただけるよう神田の駅構内に店を構えた」と同店責任者の藤枝潤さん。「高匠の食パンは、小麦粉を熱湯でこねて低温で熟成させる『湯種製法』を用いており、熟練の職人が一つ一つ丁寧に仕上げる。この製法により、もちもちした食感とうま味を凝縮することができ、小麦粉本来の自然な甘みを引き出せる」と話す。
食パンは、東京エリア限定となる「湯種食パンTokyo Rich」(2斤=850円)を販売。「食パンと相性が良いものを開発した」という小倉バター(600円)や、同チェーン店のオリジナルコーヒーとなる「オリジナルドリップバッグ」(5個=500円)も販売する。
年内の営業時間は11時~20時(食パンが無くなり次第終了・予約可)で、12月28日まで休まず営業。2019年1月以降の営業時間は、平日=12時~20時・土曜=12時~18時、日曜・祝日定休の予定。
同スペースには、一般社団法人「神田駅周辺エリアマネジメント協会」が運営する「KANDA インフォメーション」と「神田駅ナカスタジオ」も同時オープンした。
日本の各地域と連動したイベントやポップアップショップとしても活用し、神田駅周辺の活性化につなげていく。2019年3月に開業100周年を迎えるJR神田駅では記念イベントに向けてさまざまな準備が進められている。