神保町のワーキングラウンジ「EDITORY(エディトリー)」(千代田区神田神保町2、TEL 03-3263-0202)で3月29日、本のプロによる新刊プレゼンイベント「ホンプシンプ」が開催される。
「ホンプシンプ」は、ライターや編集者、書店員、デザイナーなどの本や雑誌に関わるプロが、自分が携わった新刊の本や雑誌についてプレゼンし、より多くの人に届ける方法を観客と共に考えるイベント。プレゼン後には観客による投票を行い、その結果によってチームに分かれ、それぞれの本を売るための企画ワークショップを行う。プレゼンターとして、歌集を発売したばかりの歌人や神保町の書店員などの参加が決まっており、引き続き参加者を募集している。
主催のフリープランナー岩嵜修平さんは、これまでにも同会場で編集者向けのイベント「Editorial Morning」などを企画してきた。「本が売れない、雑誌を読む人が減っているなどとよく聞くが、本好きを自負している僕自身も、最近あまり本や雑誌を読めていない。その原因を考えた時に、本との衝撃的な出合い方ができていないからではないかと。本や雑誌を作っている方や、売っている方の生の話を聞くことで、普通に本屋に行っただけではできない、新たな本との出合いの場を作りたい。さらに、本のつくり手、売り手、買い手の全ての本好きがフラットに話せる場にできれば」と意気込む。
開催時間は12時~15時(開場は11時50分)。料金は1,500円で、プレゼンターは参加無料。