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水戸黄門ゆかりの庭園・小石川後楽園で「梅まつり」-一足早い春を体感

園内には白梅や紅梅など約100本の梅林。初日に唯一咲いていた「光圀梅」

園内には白梅や紅梅など約100本の梅林。初日に唯一咲いていた「光圀梅」

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 水戸光圀公ゆかりの庭園「小石川後楽園」(文京区後楽、TEL 03-3811-3015)で2月4日、「梅まつり」が始まった。

「2012年水戸の梅大使」の川上真紀さんと草野亜弥さん。 「庭園の素晴らしい景観を楽しめた」と話す

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 同園は江戸時代の初期に作られ、水戸黄門の名で知られる水戸光圀公が完成させたといわれる庭園。初日には恒例イベント「水戸の梅大使と黄門様のお出迎え」が行われた。水戸の観光をPRする「水戸の梅大使」と黄門様一行が来園者たちを出迎え、園内を一緒に練り歩いた。琵琶湖をイメージした大泉水や清水観音堂跡、得仁堂のほか、今回のメーンである梅林を通るコース。景観のいい数カ所では、黄門様一行と一緒に記念撮影も行われた。

 「早咲きの梅は通年、1月初旬から咲くもの」と同園所長の正田裕之さん。都内の気温も久々に上昇し晴天に恵まれた初日だったが、今年の梅はやはり遅咲きで、ほとんどの花がつぼみのまま。「今年は寒波の影響で梅の開花が遅れている。これから他の梅も開花していくので、2月中旬以降は鮮やかな梅林を鑑賞できるのでは。皆さまに少し早い春を楽しんでいただけたら」

 期間中、さまざまなイベントを予定。2月11日に江戸時代から続く伝統芸能「江戸太神楽」、19日「二胡の演奏会」、26日「琵琶の演奏会」(全て13時~、15時~の2回公演)。そのほか、庭園ガイドや苗木販売、水戸の名産品・軽飲食販売も行う。

 開園時間は9時~17時。2月11日~26日は本来の正門である「東門」も開放。入園料は、一般・中学生=300円、65歳以上=150円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料。今月26日まで。

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