水道橋のコワーキング・スペースに2匹の猫-入居者に癒やし効果提供

オーナーの広瀬さん。「『ここで一番偉いのは猫たち』というルールで運営していきたい」と話す

オーナーの広瀬さん。「『ここで一番偉いのは猫たち』というルールで運営していきたい」と話す

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 11月11日にオープンした水道橋のコワーキングスペース「ネコワーキング」(千代田区三崎町3)に11月18日、2匹の猫が入居した。店舗面積は32坪、席数は37席。運営は小石川(文京区)。

黒ブチの「キング」(生後8カ月程度・オス)とキジトラの「ココ」(生後5カ月程度・メス)

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 「日本の仕事のスタイルを変えたい」と話すのは同スペースオーナーの広瀬眞之介さん。「働く人たちの孤独を癒やし、活動範囲を広げ、質の高い成果や暮らしを実現する」をコンセプトに、2匹の看板猫がいるコワーキングスタイルを提案。休憩時や仕事で煮詰まったときなどに猫をなでたり遊びながら一息つくことができるスペースを目指す。

 殺処分待ちの犬や猫を保護し里親を探す活動をしているNPO法人「犬と猫のためのライフボート」から引き取った2匹は、黒ブチの「キング」(生後8カ月程度、雄)とキジトラの「ココ」(生後5カ月程度、雌)。名前はフェイスブック上の投票で決めた。「親せきに獣医師がいるので、いろいろとアドバイスをもらいながら飼っていきたい」と広瀬さん。「10人のうち1~2人でいいので、猫を飼うことで、どうしても足を向けたくなるような場所になれれば」と話す。

 設備は電源ケーブル、Wi-Fi、レーザープリンター、ホワイトボード、プロジェクター、裁断機、IT関連の書籍をそろえた「図書館」、エスプレッソマシン(1杯=100円)などをそなえる。

 営業時間は9時~22時。料金は、営業時間内にいつでも利用可能な「全日利用プラン」=月額1万9,800円、時間帯で選べる「時間帯指定プラン」=月額1万2,800円、スポット利用は90分1,000円(月額1,000円)。

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