JR神田駅東口駅前に9月12日、焼き牛丼がメーンの牛丼店「東京チカラめし 神田東口店」(千代田区鍛冶町2、TEL 03-3526-6431)がオープンした。総席数は24席。運営は「東方見聞録」「金の蔵」などを手掛ける三光マーケティングフーズ(豊島区)。
注文が入ってから焼き始める「焼き牛丼(並)」。現在オープン記念価格の280円で提供(通常価格=320円)
同社は35年前、神田の高架下に「三光亭」という定食店をオープンしたのが創業。当時、三光亭では「牛丼(みそ汁付き)」を280円で提供していた。低価格居酒屋ブームの先駆けとなった同社だが、創業店である「三光亭」の人気メニューだった牛丼をメーンにした店をやりたいと考えていたという。
「肉のうまさをもっとも味わえる“焼き”というスタイルを採用した」と広報担当の大貫実さん。今回、牛丼店という新業態で展開するにあたり、独自の牛丼を開発した。
焼き牛丼の肉はオーダーが入る度に焼くので、焼きたてを味わうことができる仕組みに。牛丼の付け合わせには、よくある紅ショウガではなく、甘酢漬けのショウガ、いわゆる「ガリ」を使っている。テーブルには辛味だれも用意し味の変化も楽しめるように。
メーンの「焼き牛丼(並)」はオープン記念価格で現在280円(通常価格=320円)。「焼き牛丼のほかにカレーもおすすめ」(大貫さん)。スパイシーな黒カレーにチーズをかけて焼いた「焼きチーズカレー(並盛)」(430円)、焼き牛丼とカレー両方を味わいたい人には「焼牛カレー」(550円)なども用意。全てにみそ汁が付く。今後も都内をはじめ、関東近郊で出店を予定する。
24時間営業。テークアウトにも応じる。