日本教育会館(千代田区一ツ橋2)で10月23日、「金融教育フェスティバル2011」が開催される。主催は金融広報中央委員会。
児童と保護者、学校教育関係者、一般の市民を対象に、金融の基礎を楽しく学べる場を提供する同イベント。開催は7年目で、京都と鹿児島でも開催する。
当日は、児童と保護者向けに、忍たま乱太郎やガチャピン・ムックなどのキャラクターが登場し、クイズやゲームで学べる催しをや、体験型の学習プログラムを用意。教員向けセミナーでは、現役の教職員や教職を目指す学生を対象に、金融教育に関する実践事例の紹介やワークショップを行う。
講演会では、経済学者の伊藤元重さんと弁護士の住田裕子さんが「大震災以降の私たちの生活とくらし~いざという時のためのお金の知識~」をテーマに講演。金融に関わる業界の専門講師による1時間のセミナーも20のテーマで展開する。
各プログラムの参加は無料。先着順の予約制で、ホームページからの申し込みが必要。事務局によると、「すでに定員に達して締め切っている催しもあるが、空きがあるものは当日の申し込みも可能」だという。
主催の金融広報中央委員会は、金融に関する啓発活動を行う公的機関。政府、日本銀行、地方公共団体、民間団体などと連携協力し、中立の立場から金融に関する幅広い広報活動を行う。事務局は、日本銀行の情報サービス局内に設置されている。
開催時間は10時~17時。入場無料。