神田のカフェギャラリー「TETOKA」(千代田区神田司町2、TEL 03-5577-0397)で現在、古道具・古本市が開催されている。
今回のコンセプトは「現代美術と現代美術の間に、もっと気軽に楽しむことができるアートの企画」。もともと同所が40年以上の間、紙の倉庫だったことから「古い道具を飾るとマッチするのではと考えた」とオーナーの手塚さんは話す。
オーナーの関係者や付近の住人の方から集めた古本や古道具、器やオブジェ、版画やポスターなどを「都市工芸」と名付け、店内で鑑賞、購入することができるようになっている。
「現代美術は高くて購入するのは難しいが、今回の展示の品は値段も安く、気軽に購入することができる。この古道具を家でじっくり眺めて楽しむのも美術の範疇(はんちゅう)に入るのでは」と、「買って楽しむ」ことを勧める。
「お金を自分の人生が豊かになるようなものに使って、自分の周りにおいて生活を豊かにしてほしい。今回の展示の品にその一つがあれば」と手塚さん。
開催時間は16時~23時。4月18日まで。