御茶ノ水の明治大学博物館特別展示室(千代田区神田駿河台1)で現在、企画展「近代日本の幕開けと私立法律学校」が行われている。
明治期の神田地区に私立法律学校として誕生し100年を超える総合大学へと発展した専修大学、中央大学、日本大学、明治大学の4大学が初めて合同で行う企画。
4大学が所蔵する大学史資料をもとに、当時の学生が下宿・通学・勤労の場としていた神田地区にスポットを当て、さまざまな資料から学生生活の一端を紹介。4大学の創立からの歩みや、民法・商法の施行をめぐって繰り広げられた法典論争も取り上げる。
展示構成は「神田学生街の形成」「明治維新と文明開化」「私立法律学校の胎動」「法典論争の中の私立法律学校」「私立法律学校のゆくえ-総合大学への道-」の5つ。
開催時間は10時~17時(入場は16時30分まで)。入場無料。2月28日まで。