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図書館で靴も自分も磨く?-千代田図書館の月例企画が30回目

「使いこまれた靴がしっとりピカピカに仕上がったときが気持ちいい」と話す長谷川さん

「使いこまれた靴がしっとりピカピカに仕上がったときが気持ちいい」と話す長谷川さん

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 千代田区立千代田図書館(千代田区九段南1、TEL 03-5211-4289)で毎月第1月曜日に開催されているイベント「千代田図書館で靴も自分も磨く BOOTBLACK at Library」が11月7日、30回目を迎えた。

靴磨き中にお客さんと靴談義で盛り上がることも

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 2009年6月より始まった同イベント。「千代田図書館はビジネスマンの利用が多いので、靴を磨いてもらいながら本に接してもらえればと思い企画した」と話すのは同館広報担当の坂巻睦さん。「ビジネスマンのたしなみとして、またここでの出会いで新たなビジネスが生まれてくれれば」とも。

 同イベントで靴磨きを担当するのは青山の靴磨き店「シューズラウンジ Brift H(ブリフト アッシュ)」店主の長谷川裕也さんと有薗真也さん。長谷川さんは生活費を稼ぐために7年前から靴磨きを始めたという。「靴磨きというとちょっと暗いイメージを持たれるが、スタイリッシュな靴磨きがあってもいいのではと思い、カウンターで靴を磨くスタイルをつくり上げた。初め図書館でやってほしいと言われたときはどんな風になるかドキドキしたが、意外としっくりなじんでいると思う」と話す。

 靴磨きは1足約20~30分。クリームで全体の汚れを落とした後、乳液で栄養を与え、ブラッシングして光沢を出す。「革が長持ちする方法でメンテナンスを行う」(長谷川さん)という。

 紳士靴=1,500円、婦人靴=1,200円(靴の種類によっては料金が変わる)。毎月第1月曜日に開催。営業時間は12時~20時。

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