タカラトミーが次世代エンタメロボ発表-犬型と2輪走行の2種

犬型ロボット「Hello!Zoomer」(左)と、2輪走行ロボット「Hello!MiP」(右)

犬型ロボット「Hello!Zoomer」(左)と、2輪走行ロボット「Hello!MiP」(右)

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 神田淡路町「cafe104.5」(千代田区神田淡路町2)で4月7日、タカラトミーの次世代エンターテインメントロボットの発表会が行われた。

ペットボトルを運ぶ「Hello!MiP」

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 1984(昭和59)年から家庭用ロボットを開発している同社。今回新しく「OMNIBOT(オムニボット)」シリーズを展開予定で、第1弾として倒立振り子センサーを搭載した2輪走行ロボット「Hello!MiP」と、音声認識機能を搭載した犬型ロボット「Hello!Zoomer」を発売する。

 「Hello!MiP」は「ジェスチャーセンサー」を搭載し、直接触れなくても手をかざすだけで操作が可能。2輪での自立のほか、ダンスや物を持っての移動、自由走行モード、逃走ゲーム、動きの指示を学習するモードなどを用意する。価格は1万5,000円(税別)で、6月21日発売予定。

 「Hello!Zoomer」は、しっぽを振ったり、走り回ったり、息を荒らげてすり寄ってきたりなど自由奔放でダイナミックな動きが特徴。赤外線センサーで前にあるものを認知するため、ボールを追いかけたり、「ついてきて」と声を掛けて歩くと後をついてきたりするという。15以上の英語と30以上の日本語を理解でき、「お手」「お座り」などに対応。柄はダルメシアンをモデルとし1万種類以上のブチ模様を用意するという。価格は1万5,000円(税別)で、7月26日発売予定。

 同社は今後もロボットトイを展開予定で、シリーズ全体で2014年度20億円、3年で50億円の売り上げを目指すという。「スマフォ・タブレット、無線LANの普及など、それらを活用することでおもちゃ屋ならではの、今までになかった心を豊かにする新しいロボットおもちゃを次世代のおもちゃとして提案できると考えている。次世代のエンターテインメントロボット市場を確立していきたい」と同社の眞下修専務執行役員。

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