神保町の映画館「岩波ホール」(千代田区神田神保町2、TEL 03-3262-5252)は2月8日から映写室工事を行い、デジタル映写機の導入を進めている。
1974(昭和49)年から世界44カ国、200本以上の埋もれた名作映画を発掘上映し、「ミニシアターの先駆け」といわれる同館。映写室工事では既存の35ミリフィルム映写機も残し、今月15日からデジタル、フィルム両方の上映に対応していく。
同15日~4月4日上映の映画「家族の灯り」は35ミリフィルムで上映。デジタル方式での上映は4月5日以降を予定する。
「家族の灯り」上映時間は、月曜~土曜=11時30分、14時、16時30分、19時の4回、日曜・祝日=11時30分、14時、16時30分の3回。当日料金は、一般=1,800円、大学生・シニア=1,500円、小・中・高校生=1,200円、会員・障がい者=1,400円。