明大で「東村アキコ原画展」 原画・資料展示やトークイベントなど

「東村アキコ原画展」メインビジュアルとなった、「Kiss」2010年7号表紙の「海月姫」©東村アキコ/講談社

「東村アキコ原画展」メインビジュアルとなった、「Kiss」2010年7号表紙の「海月姫」©東村アキコ/講談社

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 明治大学・米沢嘉博記念図書館(千代田区猿楽町1、TEL 03-3296-4554)で現在、「東村アキコ原画展」が開催されている。

「東村アキコオールスターズ」イラスト

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 ファッション、育児、アラサー、おたく女子、芸能界、歴史、探偵ものなど、さまざまな題材を、講談社・集英社・小学館という「マンガ三大出版社」で連載中の漫画家・東村アキコさん。「数々のヒット作を豊富な原画を通して紹介するほか、後進の指導育成にも尽力する彼女の突出したプロデュース力にも迫る」と同館。

 展示は代表作原画を4期に分けて特集。第1期(~10月31日)は、「東村アキコのルーツを探る」とし、「かくかくしかじか」「ひまわりっ~健一レジェンド~」を特集。

 第2期(11月3日~28日)には「海月姫」「きせかえユカちゃん」と、少女漫画家としての東村アキコさんを特集。第3期(12月2日~25日)には、「ママはテンパリスト」「メロポンだし!」「主に泣いてます」「美食探偵 明智五郎」を特集し、東村アキコさんの多様性に迫る。

 第4期(1月13日~2月12日)は「東村アキコの現在 ー女子よ、自分の足で立て!ー」とし、 「東京タラレバ娘」「雪花の虎」を特集。全期共通の展示では、「東村プロ出身マンガ家紹介コーナー」「映像『東村アキコオールスターズ』イラスト制作風景」や、「東村アキコ作品」「単行本未収録作掲載誌」「インタビュー掲載誌」などの関連資料コーナーを展開。

 「文化庁メディア芸術祭20周年企画展ー変える力」との連携イベントとして、明治大学リバティタワーで10月29日、入場無料の「東村アキコトークショー」を実施。東村アキコさん本人が登壇するほか、「特別ゲストの可能性もある」という。

 11月12日には同館で、「ライバル編集者、東村アキコを語る!」を予定。講談社の助宗佑美さん、集英社の北方早穂子さん、小学館の生川遥さん、満留綾子さんが登壇予定。入場無料(会員登録料が別途必要)。

 開館時間は、月曜・金曜=14時~20時、土曜・日曜・祝日=12時~18時。火曜・水曜・木曜休館(祝日の場合は開館)、12月26日~1月9日も休館。2017年2月12日まで。

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