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2カ月で世界に通用するアプリを開発―神田で「ブレークスルーキャンプ」

主催者の赤羽さん(左)と学生運営スタッフ、日本マイクロソフトからの参加者

主催者の赤羽さん(左)と学生運営スタッフ、日本マイクロソフトからの参加者

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 スローガン(東京都千代田区内神田2)が入居するビルで、7月16日に学生・社会人2年目までを対象とした開発合宿プログラム「ブレークスルーキャンプ2011 Summer」のキックオフミーティングが行われた。同プログラムはブレークスルーパートナーズ(港区)と同社の共催。

最年少高校生グループは「コミュニケーションの始まりとなるサービスを作りたい」と話す(関連画像)

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 世界に対して展開できるアプリやウェブサービスを2カ月間で開発してリリースすることを目指す同プログラム。参加チームには宿泊場所や開発環境、60坪ほどのスペースを無料で提供し、社会人のメンターやプロエンジニアが開発をサポートする。フェイスブックやツイッターで参加チームを募集したところ49チームの応募があり、25チームが選ばれた。

 ミーティング当日は、参加チームのプレゼンテーションが行われたほか、AppBankのアプリマスター村井智建さんがヒットするアプリの秘訣(ひけつ)を講義。協賛会社から参加チームへのメッセージも伝えられた。

 「ここから世界に通用する学生起業家が生まれてほしい」と話すのは、ブレークスルーパートナーズの赤羽雄二さん。「こんなに恵まれた環境で開発できることはなかなかない。参加者には素晴らしいアプリ、サービスを作るために徹底的に全力を尽くしてほしい」。

 同プログラム後半にはプレゼン大会が用意されており、ここで1位になったチームには、シリコンバレー4日間の招待(500 Startups、Evernote、ツイッターなどのオフィス訪問)、2位には沖縄での3日間の開発合宿、3位にはチームメンバー全員にiPad2を贈呈する予定。日本マイクロソフト、IMJ、エス・エム・エス、フランステレコム、ドリコム、リクルート、UCCコーヒーなどが協賛。缶コーヒーやチョコレートなど、開発期間中の飲食物なども提供する。

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