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神田の商店街に福島県産品直売所「復興の駅」-神田外語グループが店舗空間提供

天栄村の特産品の一つ「ヤーコン」を紹介する同村長の兼子司さん

天栄村の特産品の一つ「ヤーコン」を紹介する同村長の兼子司さん

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 神田西口商店街に6月27日、福島県産品を販売する「復興の駅」(千代田区内神田2)がオープンした。

 同所は神田外語グループの本部ビル1階。学生の就職を支援するための施設だが、その3分の1にあたる約20坪が販売所に無償で提供されている。福島県岩瀬郡天栄村にある、同グループの国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」と、同村の「道の駅羽鳥湖高原」が共同で運営する。両施設のスタッフが常駐するほか、神田外語グループで学ぶ学生延べ300人がボランティアで接客などの業務に当たる。

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 人通りの多い商店街で行われたオープニングイベントでは、バグパイプ演奏や福島の地酒を使った鏡割りもあり、通行人の注目を集めた。あいさつに立った天栄村の村長、兼子司さんは「作物の風評被害や観光収入の激減などもあり、震災後の福島は非常に厳しい状況。皆さんの協力に支えられながら、苦難を乗り越えていこうと頑張っているので、販売所を盛り立ててほしい」と述べた。

 昼休み時とあって、販売所にはオープン直後から多くの買い物客が来店。新宿区から訪れた小松真由美さんは「天栄村で仲間たちと米作りをしている縁で今日のオープンを知った。行く度に村の皆さんの温かい心に感動する。今日は購入した野菜でお好み焼きを作ろうと思っている」と話していた。

 この日、特に人気が高かった野菜類は、キャベツ(100円)、長ネギ(100円)、ミニトマト(150円)など。特産品の一つヤーコン(200円)は、茶(100グラム=300円)、うどん乾めん(220グラム=250円)、クッキー(100グラム=380円)などの加工品も。天栄米(450グラム=400円)、リンゴジュース(180ミリリットル=160円)などの地元産の品も注目を集めていた。同店スタッフによると、新鮮な野菜を週1回仕入れるほか、今後は天栄村に限らず近隣の地域の商品取り扱いも検討しているという。

 営業時間は平日の11~19時。お盆期間は休業を予定。9月30日まで。

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