テークアウト・宅配専門ラーメン店「麺屋 宅二郎 御茶ノ水店」(千代田区神田駿河台2)が5月1日、期間限定でオープンした。
店頭での販売か出前(ウーバーイーツ)でのみ営業する同店。店員も極力接触が起こらないように配慮し、手洗い・マスクの着用・消毒の衛生管理を徹底。池袋の本店に続いて開店した。
新型コロナウイルスの影響により、飲食店の営業や外出の自粛が余儀なくされている中、より安全に、おいしいラーメンをたくさんの人に届けるために何ができるかを考え、「お客さまが『人と触れる機会がなく』『自宅でおいしいラーメンを食べる』ことができるような店を」とオープンしたという。
オープンに当たり、伸びづらい麺と、時間がたってもおいしいスープを開発。店主の吉岡宏純さんは「大量の豚肉・背ガラ・ゲンコツ・背脂を炊き込み、豚のうま味を重ね深みのある味に仕上げたスープは自家製麺との相性が抜群。チャーシューはトロトロに煮込んで特製のタレで深く味付けしているのが特徴」と話す。
メニューの価格は「豚ラーメン(チャーシュー2枚)」が、ミニ(125グラム)・並盛(250グラム)=以上780円、大盛り(375グラム)=880円、「豚『マシ』ラーメン(チャーシュー5枚)」ミニ・並盛=以上980円、大盛り=1,080円、「豚『マシマシ』ラーメン(チャーシュー7枚)」がミニ・並盛=以上1,080円、大盛り=1,180円。
にんにく、野菜、背脂、足の濃さなど無料でカスタマイズができ、野菜は少なめ(150グラム)から野菜マシマシ(600グラム)まで調整可能。チャーシュー1枚追加、細切れ豚肉(50グラム)、麺追加(125グラム)も各100円で用意する。丼・鍋持参で50円割引で、ゆでる前の生麺での販売も行っている。
「コロナウイルス対策のため、免疫力アップに役立つニンニクをふんだんに使ったラーメンアレンジも可能。ラーメン1杯にマスク1枚を付けて配送するキャンペーンも行っている」と吉岡さん。「しっかりと外出自粛をされている方々も、やはり時間がたつほど楽しみが欲しくなるもの。我々の作るラーメンで、少しでも在宅で満足していただける環境を作ることができれば本望」とも。
営業時間は11時~20時。