東京ドームシティのアトラクションが一部営業再開-事故から4カ月ぶり

安全対策に基づいて作られた利用規定は、各アトラクションの前に目立つように掲示されている

安全対策に基づいて作られた利用規定は、各アトラクションの前に目立つように掲示されている

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 今年1月に園内の小型コースターから転落した男性客が死亡する事故が起きた遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」(文京区後楽1、TEL 03-5800-9999)で6月1日、一部の乗り物の運転が再開された。

 同遊園地を経営する東京ドームは1月30日の事故以来、全18機種の運転をすべて中止しており、再開は約4カ月ぶりとなる。再開したのは、観覧車やメリーゴーラウンドなど10機種。

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 同社は事故後に調査委員会を設置。事故の原因を独自に調査し、再発を防止するための対策をまとめて4月に公表していた。それを基に、安全基準の見直しや従業員の教育・監督、モニタリングを行う監査体制など、総合的な安全対策を確立。一部営業の再開となった。

 事故が起こった「スピニングコースター舞姫」はすでに撤去され、警察による捜査上の必要性から現在は倉庫に保管されている。今後も事故を風化させず、スタッフの安全に対する意識を向上させるために、部品の一部を園内に展示することが検討されているという。

 死亡事故については、警視庁が実体解明に向けて現在も業務上過失致死容疑で捜査中。同社では、外部のリスクコンサルティング会社とも連携し、他の機種の安全対策も確立し、全体の営業再開を目指す。