共立女子大学(千代田区一ツ橋2)家政学部被服学科は7月5日、「浴衣スタイリングショー」を開催する。
多くの学生が浴衣で登校し1日を過ごす毎年恒例の行事「浴衣Day」(7月5日~7日)初日に行う同イベント。ショーは昨年に続いての開催で、約20人の学生が自らデザインや染色、制作した浴衣を着装し披露する。
同学科は、日本の伝統文化である着物に関する教育・研究について長年、和裁教育・服装史研究の側面から取り組んでいる。
この取り組みを基に、新たな視点で着物をファッションとして捉え、デザイン・染色・制作・表現の各プロセスを学ぶことを目的に、「神田明神」との交流を進め、社殿見学や博物館見学、講話受講、作法習得なども行っている。
同事業は2017年度「千代田学」に採択されており、千代田区の助成を受けて実施。神田明神との地域連携事業であるほか、昨年に続き、繊維商社「帝人フロンティア」(大阪)、繊維専門商社「豊島」(千代田区)からプリント生地の提供を受け、今年は新たに田中直染料店から浴衣用反物等の提供を受けるなど、産学連携事業の成果としても開催。神田明神関係者や協賛企業関係者、千代田区役所の職員、地域住民、同大生などの観客に披露する。
開催時間は18時45分~(ショーの時間は約30分)。