居酒屋「くろきん神田本店」(千代田区内神田3、TEL 03-3255-5556)は12月12日、「飲みニケーションロボット席」を設けた。
ロボットアプリ開発・導入などを行うヘッドウォータース(新宿区)と、東京都内を中心に居酒屋くろきん・かざくらなど運営するゲイト(墨田区)による同企画。
飲食店におけるロボットを通じた新たな顧客体験の実現を目的に、ヘッドウォータースのクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」を実装したロボット「Sota」を活用したサービスの実証実験として展開する。
席の利用客は、専用スマートフォンアプリ「SynApps Mobile(シナップス モバイル)」を使ってロボット「Sota(ソータ)」に発話内容を入力することで、好きな言葉をしゃべらせることが可能となり、卓上ロボットがお酒を飲んでいるグループの会話に入り込むという。顔認識機能も搭載し、以前利用した客の顔を判別して名前を呼ぶ。
今後は、ゲイトの系列店における複数店舗へのコミュニケーションロボット導入と、系列店共通の顔認識型・常連優待、音声認識や自然言語によるFAQを実施する。
営業時間は15時~翌5時(土曜は13時~、日曜・祝日は24時まで)。