神田の早川書房(千代田区神田多町)1階「カフェ・クリスティ」(TEL 03-3258-3800)で現在、シャーロック・ホームズのコラボカフェ「パブ・シャーロック・ホームズの帰還」が行われている。
「パブ・シャーロック・ホームズの帰還」は昨夏の「ホームズ・パブ」に続く第2弾。ホームズ研究家で翻訳家の日暮雅通さんの全面プロデュースの下、小説やドラマにちなんだメニューやシャーロック・ホームズ・クイズ、そして映像とポスターで、ホームズの世界が再現された空間になっている。
「今回の『ホームズ・パブ』は昨年よりもさらにバージョンアップしている。出版社の財産である知識と人脈を生かし内容に焦点を当てているので、マニアックなホームズファンの方にもとても喜んでもらっている」と同イベントを企画した同社営業部の橋野さん。
メニューには、ホームズの小説に登場する「ホームズ直伝の魚介の水煮」(1,200円)や、本場イギリスで人気のエッグ・ベネディクトにホームズを演じた俳優のカンバーバッチさんをかけた「エッグ・ベネディクト・カンバーバッチ風」(1,000円)を提供。ドリンクには、ドラマのタイトルと同名の「ピンク色の研究」(600円)というオリジナルのノンアルコールカクテルも。カシスとオレンジのピンク色のカクテルで女性に人気だという。ホームズと同じようにシリンダーで飲む、「メスシリンダービール」(500円)も提供する。
コースターには主要人物とそれぞれの名ぜりふが書かれており、全部で12種類を用意。1,000円の飲食につき1つスタンプを押すスタンプ・ラリーも実施。10個集めるとドリンク券を進呈する。
店内には世界的なコレクターから借りたポスターなども並び、ホームズのマントを着て写真撮影もできる。NHKの番組「ホームズ&ワトソン推理(ミステリー)の部屋」で実際に撮影に使われたパペットも展示している。神戸にあるホームズ記念館のオリジナルグッズも販売中。
開催時間は、平日昼の部=14時~17時、同夜の部=17時~22時、土曜・日曜・祝日=11時~16時。9月30日まで。