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JR御茶ノ水駅がバリアフリー整備などの改良工事-駅前広場機能整備も

工事終了後の御茶ノ水駅イメージ。線路上空で聖橋口と御茶ノ水橋口がつながる

工事終了後の御茶ノ水駅イメージ。線路上空で聖橋口と御茶ノ水橋口がつながる

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 JR東日本は9月3日、中央線御茶ノ水駅をバリアフリー化する改良工事の着工について発表を行った。

改良工事終了後の聖橋口(イメージ)

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 現在は車いす用階段昇降機のみの同駅は、1日あたりの乗車人員が約10万人であり周辺に大学病院など大規模病院が数多くあることなどからバリアフリー設備が未整備であることが課題になっていたという。

 工事では、線路の上空に東西を聖橋口と御茶ノ水橋口を結ぶ人工地盤2900平方メートルを設置。2つのホームにそれぞれエレベーター1基・エスカレーター2基を配置するほか、聖橋口と御茶ノ水橋口の改良工事も行う。今年の秋以降に駅構内の工事に着手し、バリアフリー整備については2018年度までに、駅前広場機能整備については2020年度までに完了を目指す。

 同駅は、東西を聖橋と御茶ノ水橋、南北を茗溪通りと神田川に挟まれた狭隘な位置に立地しているので、バリアフリー整備など非常に難易度の高い工事になるという。工事は神田川上空の仮設桟橋から施工を進める計画となっている。御茶ノ水駅は風致地区に指定されていることから、景観に配慮した設計を行っている。

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