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神田小川町に「ワインホール 神田小西」-老舗酒販店が出店

利き酒師でもあるオーナーの三澤さん(右)とスタッフの安彦由紀子さん

利き酒師でもあるオーナーの三澤さん(右)とスタッフの安彦由紀子さん

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 神田小川町にワインをメーンにした「ワインホール 神田小西」(千代田区神田小川町、TEL 03-5577-4700)がオープンして3カ月がたった。店舗面積は約25坪で、席数は40席。

女性1人でも入りやすいようにと設置された丸型カウンター。調理の様子もじっくり見られる

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 同店を経営する「神田小西」は1932(昭和7)年、江戸時代から続く御徒町の「小西」本店から、のれん分けした老舗酒販店。「厳しい価格競争をせずに選んでいただける酒販店になるためにはどうすればいいのか?と考え、1年半ほど前から飲食店の出店を考えていた」と店主の三澤一水さん。「飲食店で自ら体験したことをお得意さんに情報提供していきたい」と話す。

 元倉庫だった天井の高い広々としたスペースをレンガとウッドで落ち着いた雰囲気に演出。女性1人でも入りやすいように丸型のカウンターを設置した。10席ほどの中2階のスペースはパーティーでも利用できる。

 ワインは「日本のワインで辛口だがほんのり甘く初心者にも飲みやすい」という「トラヤワイン 月山山嶺」(ボトル=2,800円)からアルゼンチンの希少なワインまでを提供。1,800~2,000円台からそろえている。グラスワインは450円~。

 料理は「名物農園バーニャカウダ」(1,480円)や「パテ・ドカンパーニュ(田舎風パテ)」「白レバームース」「豚肉のリエット」(以上580円)、ローズソルトを少量つけて食べる「おまかせ野菜の鉄板焼き」(880円)が「人気」という。

 「ワインを知らない人でも構えずに飲みに来てほしいと思い、かつて流行した定食店の総称『ミルクホール』から取って『ワインホール』と名付けた」と三澤さん。「会社帰りに気軽に入店してほしい」と話す。

 営業時間は17時~23時30分。日曜・祝日定休。

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