スタートアップ支援型インキュベーション施設「IGNIS(イグニス)」(千代田区神田猿楽町2)が5月10日、水道橋にオープンする。
起業支援サービスを展開するツクリエ(千代田区)が東京で初めて手掛ける、東京都認定のインキュベーション施設。全国で起業支援施設やアクセラレーションプログラムの運営を行い培ってきたノウハウとネットワークを生かし、個人起業家から少人数のスタートアップを全面的にサポートしていくという。
施設には、コミュニティマネジャー・インキュベーションマネジャーが常時在籍し、起業・経営の相談に対応。諸手続きやファイナンス、法務、PRなど各種専門家の紹介やビジネスパートナー、ベンチャーキャピタルとのマッチングも行う。
全国各地の起業支援施設、起業家・支援コミュニティー、行政との連携により、各地のスタートアップエコシステムへの参入を支援。戦略的な全国展開支援のほか、グローバル展開支援も行う。
9階はコワーキングスペースで、デスクワークスペースやイベントや交流ができるスペースも用意。イノベーションを生み出す仲間との出会いを提供するという。
7・8階はオフィスエリア。個室(2~6人用)・固定席・フリーアドレスタイプなど、利用人数や形態に応じた契約ができる。起業支援ができるスタッフが常駐し、日々の細やかなサポートから伴走支援までを行うという。
会費(月額)は、プライベートオフィス(個室)=11万5,500円~、マイブース(シェアオフィス)=7万5,000円、コワーキング=2万7,000円。