水道橋「庭のホテル 東京」(千代田区三崎町1、TEL 03-3293-0028)は2月19日から、「春の読書プラン~新しい生活のためのヒント~」を販売している。
「本の街 神保町」に近いホテルならではの宿泊プランとして、毎年「秋の夜長の読書プラン」を販売している同施設。今回「春の『新生活』」をテーマに新たなプランを販売することとなった。
客はチェックインの際に、お薦め5冊の中から好きな1冊を選び、春の読書を楽しむことができる。レイトチェックアウト付きなので、「夜更かししても安心」だという。
「この春、新しい生活をスタートさせる人や、コロナ禍で日々の生活に閉塞感を感じている人に、新たな1歩を踏み出すヒントになる本を」と、文春文庫の担当者が協力し、ホテルのフロントスタッフがお薦めの5冊を選んだ。
お薦めの5冊は、「注文の多い料理小説集」(柚木麻子・伊吹有喜・井上荒野・坂井希久子・中村航・深緑野分・柴田よしき)、「監禁面接」(ピエール・ルメートル)、「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」(若林正恭)、「旅をする木」(星野道夫)、「勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版」(千葉雅也、以上敬称略)。
特典として、フロントスタッフ手作りの水引しおりを進呈。グリル&バー「流(りゅう)」の産地直送の野菜など旬の食材を使った朝食セット(ランチへ変更可)を用意。ワンドリンク券も進呈する。
販売期間は2月19日~5月30日(利用期間は3月1日~5月31日)。料金は1万300円~。