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神田錦町に酒店・立ち飲み居酒屋「豊島屋酒店」 1596年創業の老舗の新店

「豊島屋酒店」外観

「豊島屋酒店」外観

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 酒店・立ち飲み居酒屋「豊島屋酒店」(千代田区神田錦町2)が神田錦町の複合型オフィスビル「神田スクエア」にオープンして1カ月が過ぎた。

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 「江戸東京モダン」コンセプトの立ち飲み居酒屋。店内では豊島屋の酒や、酒に合う食材、酒器、「江戸の粋」をテーマにした雑貨などを販売。昼はテークアウトのランチや甘酒、オリジナルスイーツなどを、夕方からは東京の地酒「金婚」「屋守」「利他」など豊島屋の酒と共に豆腐田楽などの江戸の味をさまざま用意する。

 1596年に創業した豊島屋本店は、「東京に現存する最古の酒舗であり、居酒屋のルーツとも言われる歴史ある酒店。ひな祭りに供える白酒の元祖ともされ、その盛況ぶりは『江戸名所図会』に描かれている」と同店。豊島屋本店が創業した「鎌倉河岸」に近く、「長く縁のある場所」だという。

 店では、飲食だけでなくさまざまなワークショップを開催するなど、「江戸の活気を今に伝えながら、新たなお酒の楽しみを提案する場として挑戦していく」という。

 酒のメニューは、「季節のおすすめセット(3種)」「飲み比べセット(3種)」(以上30ミリリットル=600円、60ミリリットル=1,000円)など。そのほかさまざまな種類の日本酒を、30・60・100ミリリットル単位で販売する。つまみメニューは「江戸みそ豆腐田楽」(300円)など。

 営業時間は10時~22時。日曜・祝日定休。

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