ラーメン店「お茶の水、大勝軒」(千代田区神田小川町3)が1月16日、「神田カレーグランプリ2017」でグランプリメニューとなった「復刻版カレーライス」をレギュラーメニュー化した。
同店のほか、大勝軒TOKYO(豊島区)が運営する系列店の、「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」「大勝軒 next 上野店」「大勝軒 next 戸越店」でも提供する同メニュー。
「お茶の水、大勝軒」では2016年から、「神田カレーグランプリ」のスタンプラリー期間のみカレーライスを限定販売しており、2017年に「グランプリ」を受賞したことで存続の要望が高まったことから「復刻版カレーライス」(770円)をメニュー化。
同店ではそのほか、「復刻版カレー中華」「復刻版もりカレー」(以上970円)、「ミニカレーライス」(400円)もメニュー化。「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」では15時から限定で、「幻のカツライスカレー」(1,000円)と「復刻版カレーライス(揚げシュウマイ付き)」(870円)も提供する。
「つけ麺の生みの親」として知られ、2015年4月に亡くなった山岸一雄さんは1961(昭和36)年の旧東池袋大勝軒創業当時、つけ麺以外にもタンメン、チャーハン、カレーライスなどさまざまなメニューを提供していたが、つけ麺が人気になったことで、それ以外のメニューは封印していったという。
横須賀育ちの山岸さんが「海軍カレー」をベースに完成させた「カレーライス」は、豚肉、玉ネギ、ニンジン、ジャガイモをラードで炒め、5時間以上かけた大勝軒のラーメンスープとカレー粉で煮込むことで、魚介の奥行きとコクのあるカレーに仕上がっているという
営業時間は11時~22時。月曜定休(祝日の場合は翌日火曜休み)。