神田錦町で市民参加形音楽フェス初開催 地域の音楽コミュニティー形成目指す

コトリンゴさん(左上)や、小池龍平さん(右上)、馬喰町バンド(左下)、正則学園高等学校ビッグバンド部EMP(右下)

コトリンゴさん(左上)や、小池龍平さん(右上)、馬喰町バンド(左下)、正則学園高等学校ビッグバンド部EMP(右下)

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 神田錦町の複合ビル「テラススクエア」(千代田区神田錦町3)を中心とした4会場で11月3日、音楽祭「OUR MUSIC FESTIVAL 2017 ~神田錦町音楽祭~」が初開催される。

メイン会場の「テラススクエア」

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 ライブ演奏を聴くだけではなく、来場者が参加できるワークショップなど実施し、会場にいる全員がさまざまな形で音楽体験できる市民参加の音楽フェスティバルを目指すという同イベント。

 神田エリアは、日本最大級の楽器街や多くのレコード店が店を構え、喫茶文化や古書店街など音楽と相性のいい文化資源にも恵まれており、2020年には1000人収容規模の音楽ホールが神田錦町に完成を予定するなど、音楽を中心にさらに盛り上がる可能性を秘めているという。

 住友商事ビル事業部神田街づくり推進チームで、音楽祭の実行委員長でもある上野さんは「神田の街で働いている方を中心に、街に関わりのあるメンバーで実行委員会を結成して、企画・運営を行っている」と話す。

 同日同じ会場では、コーヒーの祭典「COFFEE COLLECTION around KANDA NISHIKICHO 2017AUTUMN」も行われる。

 ステージでは、映画「この世界の片隅に」の主題歌で知られるコトリンゴさんや、「馬喰町バンド」、小池龍平さんなどのミュージシャンが登場。神田かいわいで活動する社会人バンドや、地元高校のビックバンド部など、プロ・アマ問わず多くのミュージシャンがライブを行う。

 イベントを皮切りに、神田錦町を中心に地域の音楽資源を掘り起こし、市民参加の新たな音楽コミュニティーを形成。人とのつながりを通じて、オンもオフも楽しめる都市型ライフスタイルの街として、誰もがより豊かに楽しめる神田の街を目指すという。

 「自分たちのこの街に音楽がある風景を創り、音楽を通して街の魅力をもっと引き出していこうという気持ちで制作を進めてきた。出演するアーティストもプロの方のみならず、働きながら活動をしている方、地元の高校のビッグバンド部など、本当にさまざま。皆さまぜひ音楽祭にお越しいただければ」と上野さん。

 開催時間は11時30分~19時30分。入場無料。

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