明大で企画展「『昭和元禄 落語心中』と雲田はるこ~落語に行こうぜ!~」

明治大学の米沢嘉博記念図書館外観

明治大学の米沢嘉博記念図書館外観

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 明治大学の米沢嘉博記念図書館(千代田区猿楽町1、TEL 03-3296-4554)で現在、展示イベント「『昭和元禄 落語心中』と雲田はるこ~落語に行こうぜ!~」が行われている。

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 雲田はるこさんが作者の本格落語家漫画「昭和元禄 落語心中」の文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞を記念して行う同イベント。「作品を読むことで本物の落語を見に行きたくなって欲しい」という作者の精神と作品コンセプトを引き継ぎ、同作を紹介することを通して、落語会に行きたくなる展示およびイベントを構成するという。

 展示内容は、原画およびデジタル原画を展示する「『昭和元禄落語心中』 の世界」、そのほかの作品を原画などで展示する「雲田はるこのもうひとつの世界」、「舟を編む」挿絵や、雲田さん担当の書籍表紙やイラスト・カット原画の展示「雲田はるこのさらなる世界」、作者の親しんできたもの、ゆかりの作品、幼いころのイラストなどを展示する「雲田はるこの所縁(ゆかり)の世界」、直筆ネームや下絵、原画などの「作品の制作プロセス」など。

 映像による雲田はるこさんのカラーイラスト制作風景紹介や、高座風セットと原画の記念撮影コーナーも設置。

 7月27日の16時からは雲田マンガが大好きな3人の「マンガ通女子」によるトークイベント「雲田マンガの話をしよう」を開催。9月23日には明治大学グローバルフロント多目的室で、「昭和元禄落語心中」に登場する演目を、雲田はるこさんお薦めの落語家・桂まん我さんが演じ、落語に関する話もするイベント「落語聴こうぜ!」(要申込)も予定する。

 開催時間は月曜・金曜=14時~20時、土曜・日曜・祝日=12時~18時。特別整理日などでの休館や、イベント申し込み方法などはホームページで確認できる。入場無料。9月28日まで。

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