神保町のゲームセンター「ゲームコーナー ミッキー」が3月29日に閉店し、32年間の歴史に幕を閉じる。
1982(昭和57)年から営業し、「オール50円」「レトロ」などの要素で多くの人に愛されてきた同店。老朽化による建物の建て替えにより閉店を決めた。
同店は学生街のど真ん中にあるということから大学生・予備校生がよく来店し、休み時間などに来るビジネスマンも多かったという。閉店を告知すると多くのファンが来店し、別れを惜しむ客や「学生時代に世話になった」という客もいたという。
今後については、「建て替えに1年6カ月以上かかるので、再開するかどうかは今のところ未定」と店長の平井さん。間が開いてしまうことでゲーム事情についていけなくなることと、客が離れてしまうだろうとの判断だという。
「ミッキーは今まで32年間営業を続けてきたが今回閉店となります。長い間通い続けてくれたお客さまたちに感謝の気持ちを伝えたい。本当にありがとうございました」と平井さん。
営業時間は11時~24時。