神田小川町にワインと和食の店-「京都仕込みおばんざい」などコースで提供

「江府 お茶の水 takamura」店内。カウンター内は高村さん

「江府 お茶の水 takamura」店内。カウンター内は高村さん

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 神田小川町にワイン&和食「江府 お茶の水 takamura」(千代田区神田小川町2、TEL 03-5281-6561)がオープンして1カ月が過ぎた。

「江府 お茶の水 takamura」の外観。神田小川町の裏路地に「隠れ家のようにひっそり」と営業している

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 日本料理歴20年の高村真さんが、「本格派京都仕込みおばんざい&バー」をテーマに「料亭仕込みの和食をリーズナブルに提供し、気軽にお酒を飲んでもらいたい」とオープンした。

 高村さんは20歳から6年間すし職人として修業を重ねその後は日本料理の道へ。デザイナーのコシノジュンコさんの家で料理を作っていたことや、2008年にワシントンのケネディセンターで開催されたジャパンフェスティバルでは、ホワイトハウスからの来客も含めた多くの人々を前にディナーを担当したこともあるという。

 店舗面積は約33平方メートル。席数は20席。同店の隣で営業しているギャラリーのオーナーが営んでいたワインバーを居抜きで利用しての開店。料理はコースのみで「店主特製おまかせコース」(3,000円)、「店主特製おばんざい酒肴コース」(1,500円)を用意する。

 コースはその日の仕入れで内容を変え、季節の旬のものを中心に構成する。ジビエ、シカ肉、フグ、スッポンなどの料理を提供することもあるという。ランチは日替わりの京風うどんに棒ずし、ミニデザート付きで850円で提供。

 ワインは、ワイン評論家のロバート・パーカーさんの採点で高得点を獲得したものだけを取りそろえ、日本酒は日本地酒協同組合に加盟する高品質のものだけを取り扱う。コシノジュンコさんデザインボトルの日本酒も用意する。

 ソムリエ、インポーターなどを招いた「ワイン会」、蔵元を招いた「日本酒会」など、お酒を楽しむイベントも開催しており、1日限定のすし店営業など「店主の気まぐれ企画」も行っていくという。

 営業時間は、ランチ=11時~14時(火曜~金曜限定)、ディナー=17時30分~24時。日曜定休。

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