神田に6月、炭火焼居酒屋「ももんじ屋 神田本店」(千代田区鍛冶町1、TEL 03-6206-9986)がオープンした。店舗面積は13坪、席数は29席。
店名の「ももんじ屋」は、江戸時代に農民が捕獲した農害獣のイノシシやシカを売っていた店のこと。同店店主の加藤利典さんは、炭火焼き店で修業した後に独立。朝夕にそれぞれ1度芝浦まで出掛けて肉を仕入れる。毎月29日は「謝肉祭」としてラム肉などメニューにない肉を仕入れて提供し、「秋にはイノシシなどの獣肉も仕入れる」という。毎月第1・第3火曜は「ハズレなし」の食事券が当たる「福引」も実施する。
メニューは、「レバーレアー串焼」(136円)、「濃厚牛もつ煮込み」(504円)、「ホルモン辛味噌焼」(609円)などを提供するほか、一升瓶入りのワイン「キングセルビー」(368円)、宮城産の「超濃厚ヨーグルト酒」(609円)、青森産の日本酒「陸奥八仙」(714円)など東北地方を中心に各地の地酒、焼酎、ワインなどをそろえる。
加藤さんは「100年続く地域に根付いた店づくりをしていきたい。5年以内に神田エリアで3店舗出店を目指す」と意気込みを語った。
営業時間は、ランチ=11~14時、ディナー=16時~翌5時。日曜・祝日定休。