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神田小川町に生スパゲティ専門店&バルの二毛作店-被災地の食材使う

15席のこぢんまりとした店内。夜になるとにぎやかなイタリアンバルに

15席のこぢんまりとした店内。夜になるとにぎやかなイタリアンバルに

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 神田小川町に昨年12月21日、「被災地の食材利用」をコンセプトにした生スパゲティ専門店&イタリアンバル「FUJIMIZAKA」(千代田区神田小川町、TEL 03-5577-4337)がオープンした。店舗面積は約12坪で、席数は15席。

「チキンの空揚げガーリック風味」

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 出店経緯について、同店を運営するウィルプランニング(港区)の代表・横川毅さんは「東日本大震災をきっかけに、消費者が被災地の食材を敬遠するのを見ていて飲食店として何とかしたいと思った。生産者と飲食店は持ちつ持たれつの関係で、それぞれ良い時も悪い時もある。だから、お互いが助け合わなければ」と話す。

 食材には石巻港直送の魚や、福島県玉川村の野菜などを使用。「われわれはボランティアではないので、プロの目でちゃんとした確かな食材でないと仕入れない」と横川さん。

 昼は、少し太めのパスタを使った生スパゲティ専門店として、「なめこなめ茸(たけ)山菜大根おろし」(1,140円)、「きのことベーコン バジル風味」(1,090円)など、豊富なスパゲティメニューを提供。夜は趣向を変え、イタリアンバルとワインを楽しむ店として展開。「玉川村産直野菜ペペロンチーノ」(1,080円)、牛ヒレ肉のミニッツステーキ(960円)など、ワインに合う料理をそろえる。1,980円で時間を気にせず何杯でも飲み比べできる「ワインビュッフェ」も用意。

 営業時間は、生スパゲティ専門店=11時~17時、イタリアンバル=18時~23時。日曜・祝日定休。

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