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明大で企画展「吾妻ひでおマニアックス」-「ななこ SOS」などの原画公開

吾妻ひでおさんの原画を詳細な解説付きで鑑賞できる

吾妻ひでおさんの原画を詳細な解説付きで鑑賞できる

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明治大学の米沢嘉博記念図書館(千代田区猿楽町1、TEL 03-3296-4554)1階企画展示コーナーで現在、「吾妻ひでおマニアックス」が開催されている。

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漫画評論家である故・米沢嘉博さんが評価し、生前親しくしていたのが漫画家・吾妻ひでおさんであることから、同館での展示開催が決まった。吾妻さんの作品を原画やパネルを通して紹介する。ファンとの距離が近く、ディープなファンが多いことから展示名を「マニアックス」と題した。「昔からのファンでも、来たら必ず『おっ!』と思えるようなものを展示している」と同館スタッフのヤマダトモコさん。

期間中、「吾妻ひでおのシュールな世界」「吾妻ひでおのメジャータイトル」(3月28日まで)、「吾妻ひでおとその周辺」(4月1日~18日)、「吾妻ひでお 日記と自伝」(4月22日~5月29日)」の4期にテーマを分けて開催。原画とパネルで、「不条理日記 しっぷーどとー篇」の元ネタ解析や幻の同人誌と言われる「へろ」の原画版や特装版、「ななこSOS」「失踪日記」などの原画を展示替えしながら多数公開する。

「『ギャグ』『SF』『美少女』『日記』というおのおののジャンルで新しいことにチャレンジされている。商業誌と同人誌を行き来して、より面白い作品を追及している部分をファンの方は好きなのでは」とヤマダさん。来場者は40~50代の男性が多く、展示初日には開場前に並んだ人もいたという。2階閲覧室には「吾妻ひでお特集コーナー」も設ける。

開催時間は、月曜・金曜=14時~20時、土曜・日曜・祝日=12時~18時。毎週火曜・水曜・木曜定休(祝日の場合は開館)。5月29日まで。

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