食べる

神田に「富山ブラックラーメン」店-ご飯が進む真っ黒なスープが特徴

「富山ブラックラーメン だらんま 神田本店」外観。人通りが多い神田駅西口商店街にある

「富山ブラックラーメン だらんま 神田本店」外観。人通りが多い神田駅西口商店街にある

  • 0

  •  

 神田駅西口商店街に10月25日、「富山ブラックラーメン だらんま 神田本店」(千代田区内神田2、TEL 03-3254-5310)がオープンした。店舗面積は約10坪、席数はカウンター13席。運営は「北海道屋」(富山県高岡市)。

「ブラックラーメン」の名の通り真っ黒なスープ。塩分が高く、白いご飯との相性も良い

[広告]

 「富山ブラックラーメンの起源は昭和30年ごろ、労働者や若者が白いご飯と一緒に食べることを意識して作られたしょうゆを濃くしたスープのラーメン」と説明するのは、同社飲食事業部マネジャーの吉田宇良さん。店名の「だらんま」は、富山弁で「愛嬌のあるお兄ちゃんに『バカなやつだねえ』と言うようなときに使われる言葉」だという。

 基本のメニューは「中華そば」(700円)の1種類のみ。「肉多め」(900円)、「麺大盛り」(100円)のほか、トッピングは「肉増し」(200円)、「ネギ増し」「メンマ増し」(以上100円)。「白いご飯と一緒に食べるのが富山ブラックのスタイル」(吉田さん)といい、「富山産コシヒカリ」(100円)を用意している。

 しょうゆベースの黒いスープには、コショウを利かせることで味を締める効果を狙っているという。塩分は高いが「地元オリジナルの味に比べると、多少抑えて食べやすくしている」とも。麺は太く、やや縮れた熟成麺。チャーシューやメンマは、自家製のものを使う。

 店の前の通りにはスーツ姿の男性の往来が多く、同店利用客も8割以上がサラリーマンだという。「だらんまのブラックラーメンを食べるために神田に来ていただけるぐらいに名を広めていきたい」と吉田さん。

 営業時間は11時~23時。日曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース