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神保町で「竹尾ペーパーショウ」-本を物々交換できるシェアシェルフも

メーン会場となる「竹尾 見本帖本店」の2階

メーン会場となる「竹尾 見本帖本店」の2階

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 神田神保町の「竹尾 見本帖本店」(千代田区神田錦町3、TEL 03-3292-3669)のメーン会場と17カ所を超えるサテライト会場で現在、「TAKEO PAPER SHOW 2011 本」が開催されている。主催は紙の専門商社「竹尾」。

本と本を物々交換できる参加型企画「シェアシェルフ」。特設ホームページでどの本がどの本と交換されたのか変遷も見られる

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 「小さな点でつながっていくペーパーショウにしたかった」と話すのは、アートディレクションを担当した色部義昭さん。当初、4月に開催を予定していた同イベントは東日本大震災の影響で延期に。毎年開催している「竹尾ペーパーショウ」のあり方を含め検討を重ね、メーン会場とサテライト会場、ホームページを使って回遊性のあるイベントとして再構築したという。

 メーン会場では識者78人が自身の「本に対する考え」を託すことができる1冊をエッセーと共に展示。その本をめくる動作を本形のモニターで映像として紹介している。「糸井重里さんや谷川俊太郎さんなど、いろいろな分野で活躍されている方が選者になっている。かなりの貴重本もある」と同社経営企画室の相田奈緒子さん。

 「みんなとシェアする、あなたの『一冊』。良い本棚を作り、良い本と出会おう」をコンセプトに、本と本を物々交換できる「シェアシェルフ」を設置。会場に「特別な一冊」を持っていくと本棚の一冊と交換できる参加型の企画となっている。ホームページでは定期的に会場の本棚が撮影されており、どんな本と交換できるのか、参加者が交換時に提供した本へのコメントを見ることができる。

 サテライト会場となっている書店やギャラリーでは、「本は○○です」とそれぞれ独自のテーマを設定し編集した本棚を展示。その模様も特設ホームページで公開している。サテライト会場は以下。三省堂書店神保町本店、南洋堂書店、デリエ イデー(以上、千代田区)、青山ブックセンター本店(渋谷区)、リブロ池袋本店(豊島区)、アクタス新宿店(新宿区)など。

 メーン会場の開場時間は10時~19時(日曜・祝日=18時まで)、サテライト会場は各店で異なる。入場無料。11月4日まで。

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