見る・遊ぶ 暮らす・働く

「お茶の水アートピクニック」開催-商店街主催、日本一のスケッチ大会も

お茶の水の街に現われた画家たちの作品に、通行人も目を留めていた。御茶ノ水橋から聖橋を描く参加者たち

お茶の水の街に現われた画家たちの作品に、通行人も目を留めていた。御茶ノ水橋から聖橋を描く参加者たち

  • 0

  •  

 JR御茶ノ水駅前の茗渓通りを中心とした一帯で10月8日・9日、「お茶の水アートピクニック」が行われた。お茶の水茗渓通り会が主催、サンクレール商店街が共催し、今年が8回目の開催。

道路を虹色に。誰でも自由に路上に落書きできるコーナーも人気に

[広告]

 期間中、約150メートルの茗渓通りが自動車通行止めとなり、アスファルトの路面がチョークなどで色づけされ会場となった。

 「アートバザール」のエリアでは、アクセサリーや工芸品を扱う小売店などがブースを出店。画材など美術関連の商材を扱う企業のブースでは、「大人のための図工の時間」と題して各社の商品を使ったワークショップが行われた。近隣にある飲食店などの「店長似顔絵コンテスト」出品作の展示や、「坂道」に焦点を当ててお茶の水の街を紹介し街歩きを促す企画展示も訪れた人の関心を集めていた。

 2カ所のステージで行われたライブ会場で義援金が集められたほか、福島県の特産品販売や、チャリティーを目的としたスタンプラリーなど、震災で被害を受けた東北を支援するための企画も複数展開。

 2日目には「お茶の水 日本一のスケッチ大会」が開催され、画材を持った参加者たちがグループに分かれてお茶の水の街に散らばり、ニコライ堂や神田明神、聖橋、山の上ホテルなどの名所をキャンバスに描いた。同大会の直後には作品が茗渓通りに展示され、グループごとに講師を中心とした合評会へ。参加者たちは、自分が描いたばかりの作品の評価に真剣に耳を傾けていた。

 同大会から選出された作品は10月16日~24日、明治大学アカデミーコモン1階オープンギャラリーで行われる「『文化と歴史の街・お茶の水を描く』100人展」で展示、その後10月25日~11月27日には商店街での「プチ展覧会」で展示する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース