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岩本町を舞台にフォトイベント「Iwamoto Photo Project」-カフェなど4店舗で開催

「PRISMA」に展示されている看板にフォーカスした原口さんの作品

「PRISMA」に展示されている看板にフォーカスした原口さんの作品

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 岩本町エリアのカフェや雑貨店など4店舗で現在、フォトイベント「Iwamoto Photo Project Vol.2」が開催されている。

「CO-」では店のディスプレーに溶けこむようなモノクロームの作品を展示

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 主催は、昨年秋に活動を始めたユニット「T.T. Photo」。「東京の一つの街にスポットを当て、写真の力で(街を)盛り上げよう」という目的で集まった。

 「岩本町のワンドロップカフェが『カフェ内外で、ヒト、モノ、情報が豊かに活性化する企画の提案を募集している』ことを知り、もともと岩本町があるセントラルイースト東京(CET)に興味があったことから企画を提案し実現した」と、同ユニットのプロデューサーを務める原口進さん。

 「新旧の店、街並み、人が入り交ざり化学変化が起きているのが岩本町エリアの魅力。切り取り方によって変わるさまざまな顔を見てもらい、この街を新たに発見してくれたら」と話す。「企画を進める中でメンバーが増えて盛り上がることで、その街の活性化につながっていったら」とも。

 展示しているのは、多目的カフェ「ワンドロップカフェ」、アンティーク家具、器やアクセサリーなどの雑貨を扱う「RRISMA」(以上、岩本町2)、アンティークボタンとコレクタブル雑貨を扱う「CO-」(東神田1)、古民家カフェ「紅(もみ)」(中央区日本橋小伝馬町8)の4店舗。同ユニットのメンバーからセントラルイーストエリアで活動する人まで総勢12人の写真を飾る。

 「PRISMA」に展示している原口さんの作品テーマは「Iwamoto Nameboard Collection」。「看板には、店の初心が表れているように思い、もともと好きな被写体だった。加えて、岩本町エリアならではの新旧の交錯をストレートに伝えるべく、古くからこの街にある店の看板と、ここ数年でできた店の看板とを対比させて見せてみた」と原口さん。

 ワンドロップカフェでは本イベントの展示作品をまとめた映像を夕方から上映している。各店舗に置いてあるシールを全て集めて同カフェに持っていくと、オリジナル缶バッジがもらえるスタンプラリー企画も実施している。

 営業時間は各店で異なる。入場無料。今月28日まで。

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