東神田のコンセプトスペース「STARNET 東京」(千代田区東神田1、TEL 03-5809-3336)2階のギャラリースペースで現在、「KINTA みゆき 暮らしから生まれた道具展」が開催されている。
草木染の手拭いと時計、木製のボード。手作り感あふれるアイテムが並ぶ
栃木県の益子町で手作りの家に住み、木工、鉄、陶器などを作る造形作家KINTAさんと、草木染の布作品を制作する妻のみゆきさんによる二人展。
「もともとKINTAさんと友人だったオーナーが、手作りのものに囲まれた営みから生まれる豊かさを紹介したいと企画した。古くなった窓枠を椅子(26,250円~)や手押し車(18,900円)に生まれ変わらせたり、鉄アレイなどの廃材を組み合わせてテープカッター(26,250円)を作ったりと、どれ一つとっても同じものがない一点もの。丁寧に作られていて、遊び心があり、自然と顔がほころんでしまうものばかり」と同店スタッフの関恵理子さん。
帆の部分はみゆきさんが草木染の布で作り、木製のデッキ部分はKINTAさんが担当したヨットなどの夫婦共作も。実際に着ていた子ども服や遊んでいた木製のウルトラマンなど、同展示会のために借りているものもディスプレーしている。ヨット(15,750円)や椅子、木製のボード(15,750円)、草木染の手拭い(2,100円)などは販売も行う。
開館時間は11時~20時。入場無料。8月14日まで。